文明の素晴らしさ

f:id:torako777:20211207201349j:plain

    次男の彼女からのプレゼントです♡

 

 先日図書館で、全てのパソコンのサーバーが落ちてしまいました。

 貸し出し、返却ができません💦検索もできなければ…作業全てストップです。

 返却は、パソコンが立ち上がってからの作業で大丈夫なのですが…

 貸し出しは…そうはいきません…利用者番号を控え、本の資料番号と本のタイトルを紙に書き込みます。手作業なので…利用者の方を待たせてしまうし…間違えてしまっては大変です。緊張がはしります。

 コンピュータの偉大さを痛感しました。

 昔の図書館は全て手作業でした。検索も紙媒体だけだったのです。

 貸し出し方法は、司書講座の学校の試験に出ました。

「ブラン方式」と「ニューアーク方式」

 ちゃんと授業を聞いてましたよ(笑)試験も受けました。ちゃんと説明できるでしょうか?(笑)

 「ブラン方式」は、

 利用者の情報(氏名やID番号など)が記入されている「貸し出しカード」をあらかじめ…自分が借りられる冊数分を図書館から渡されます。

 借りたい資料に添付されている「ブックカード」と「貸し出しカード」を一緒に図書館に渡して、本を借ります…これが「ブラン方式」です。

 

一方…「ニューアーク方式」は、

 利用者の情報(名前やID番号など)が記入されている「貸し出しカード」を図書館から一枚だけ発行されます。そして…借りた資料に添付されている「ブックカード」に自分の「貸し出しカード」と同じ情報(氏名やID番号など)を書き込んで

「ブックカード」と「貸し出しカード」を図書館に渡します。

 返却した際には、「ブックカード」を資料に添付するので…借りた自分の情報が残ってしまうのです。

 この「ニューアーク方式」は、戦後日本のほとんどの図書館で使用していたやり方でしたが、個人情報がダダ漏れだったのですね。 

 そして…それは、よくないって事で…1960年代半ばに「ニューアーク方式」から「ブラン方式」に切り替えが進んでいきました。

 

ノートに書いてあったので、合っていると思います(笑)間違えていたらすみません💦

 

 図書館学を学んでいる時に、先生から質問でジブリの「『耳をすませば』に出てくる図書館では、どちらの方式を使っていたでしょうか?観ていない人は答えなくっていいよ…わかる人?」 

 みなさんは、観てらっしゃいますか?

 答えは、「ニューアーク方式」だったんですけどね〜

 主人公が自分が読もうとする本全ての「ブックカード」に自分より先に同じ名前が記入されている。その人が気になり始める、そんな映画です。

 何故かロマンを感じてしまうのは、私だけでしょうか?😄

 さておき…コンピュータについていけないなんて言っている私ですが…コンピュータがない時代に生きる事が難しくなっている私です。

 いろいろ便利すぎるので、当たり前に過ごしていますが…文明の素晴らしさを思い知らされた1日でした。

  今日のクリスマス絵本のご紹介です。🎄

   『コールテンくんのクリスマス』

    ドン・フリーマン   原案

    B.G.ヘネシー    作

    ジョディー・ウィーラー絵

    木坂涼        訳

 

f:id:torako777:20211207194551j:plain

 『くまのコールテンくん』につながるお話です。

 コールテンくんになるきっかけのおはなしです。

 デパートのおもちゃ売り場のくまくんは、誰かのクリスマスプレゼントになるのを待ち望んでいます。

 サンタさんに「誰かぼくをプレゼントにほしいって言ってくれる子は、いないか聞きにいかなきゃ」サンタさんに会うためには、、ちゃんとしたおめかしをしなくては、と考えるくまくん

 コールテンがともかく可愛い❤️です

 心温まる優しい絵本です。 

 クリスマスには、やっぱりコールテンくんがぴったりですね!