文明の素晴らしさ
次男の彼女からのプレゼントです♡
先日図書館で、全てのパソコンのサーバーが落ちてしまいました。
貸し出し、返却ができません💦検索もできなければ…作業全てストップです。
返却は、パソコンが立ち上がってからの作業で大丈夫なのですが…
貸し出しは…そうはいきません…利用者番号を控え、本の資料番号と本のタイトルを紙に書き込みます。手作業なので…利用者の方を待たせてしまうし…間違えてしまっては大変です。緊張がはしります。
コンピュータの偉大さを痛感しました。
昔の図書館は全て手作業でした。検索も紙媒体だけだったのです。
貸し出し方法は、司書講座の学校の試験に出ました。
「ブラン方式」と「ニューアーク方式」
ちゃんと授業を聞いてましたよ(笑)試験も受けました。ちゃんと説明できるでしょうか?(笑)
「ブラン方式」は、
利用者の情報(氏名やID番号など)が記入されている「貸し出しカード」をあらかじめ…自分が借りられる冊数分を図書館から渡されます。
借りたい資料に添付されている「ブックカード」と「貸し出しカード」を一緒に図書館に渡して、本を借ります…これが「ブラン方式」です。
一方…「ニューアーク方式」は、
利用者の情報(名前やID番号など)が記入されている「貸し出しカード」を図書館から一枚だけ発行されます。そして…借りた資料に添付されている「ブックカード」に自分の「貸し出しカード」と同じ情報(氏名やID番号など)を書き込んで
「ブックカード」と「貸し出しカード」を図書館に渡します。
返却した際には、「ブックカード」を資料に添付するので…借りた自分の情報が残ってしまうのです。
この「ニューアーク方式」は、戦後日本のほとんどの図書館で使用していたやり方でしたが、個人情報がダダ漏れだったのですね。
そして…それは、よくないって事で…1960年代半ばに「ニューアーク方式」から「ブラン方式」に切り替えが進んでいきました。
ノートに書いてあったので、合っていると思います(笑)間違えていたらすみません💦
図書館学を学んでいる時に、先生から質問でジブリの「『耳をすませば』に出てくる図書館では、どちらの方式を使っていたでしょうか?観ていない人は答えなくっていいよ…わかる人?」
みなさんは、観てらっしゃいますか?
答えは、「ニューアーク方式」だったんですけどね〜
主人公が自分が読もうとする本全ての「ブックカード」に自分より先に同じ名前が記入されている。その人が気になり始める、そんな映画です。
何故かロマンを感じてしまうのは、私だけでしょうか?😄
さておき…コンピュータについていけないなんて言っている私ですが…コンピュータがない時代に生きる事が難しくなっている私です。
いろいろ便利すぎるので、当たり前に過ごしていますが…文明の素晴らしさを思い知らされた1日でした。
今日のクリスマス絵本のご紹介です。🎄
『コールテンくんのクリスマス』
ドン・フリーマン 原案
B.G.ヘネシー 作
ジョディー・ウィーラー絵
木坂涼 訳
『くまのコールテンくん』につながるお話です。
コールテンくんになるきっかけのおはなしです。
デパートのおもちゃ売り場のくまくんは、誰かのクリスマスプレゼントになるのを待ち望んでいます。
サンタさんに「誰かぼくをプレゼントにほしいって言ってくれる子は、いないか聞きにいかなきゃ」サンタさんに会うためには、、ちゃんとしたおめかしをしなくては、と考えるくまくん
コールテンがともかく可愛い❤️です
心温まる優しい絵本です。
クリスマスには、やっぱりコールテンくんがぴったりですね!