心穏やかに
コロナ禍になる前です。友達と「笑いたいね」って話題なり…
以前私が、新宿の「末廣亭」で寄席を見に行った事を話していたので…「寄席行ってみる?」って事になりまして…
浅草まで寄席を見に行きました。
私達は、コントや漫才やモノマネなどをみて、笑って楽しませていただきました。
そして…「また…行こうね」って盛り上がって帰ってきたのてした。
柳楽優弥さんのたけしさんの役は、全く似ても似つかない顔つきなのに、観ているうちにたけしさんに見えてくるのです。話し方、歩き方、そして癖や全ての表情がそっくりで本当に素晴らしかったです。
中盤からは、息が苦しくなるほどの気持ちが込み上げてきて、知らぬ間に涙が止まらなくなっていました。
今日のクリスマス🎄絵本のご紹介です。
『神の道化師』
ゆあさふみえ 訳
イタリアのソレントのおはなしです。
身寄りのない物乞いのジョバンニは、特技のジャグリングで旅芸人の仲間入りをさせてもらい…
道化師となって人々を楽しませていました。
年老いたジョバンニは、故郷にもどり…
クリスマスの晩に教会の聖母像の前で芸を披露するのですが…
わたしと3人の息子たちにとってトミー・デ・パオラの作品の中で一番心に残る絵本です。
とても悲しいおはなしのように思いますが…ジョバンニの心安らかさが読み手にも伝わってきます。
絵にもこだわりを感じます。とても綺麗な色彩です。
この作品は、トミー・デ・パオラ自ら翻案して作られた渾身の一冊です。
機会がありましたら…一読していただけたらと思います。