クリスマスのはじまり

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 12月1日からクリスマスの絵本をご紹介して…13日目となりました。後12日間お付き合いお願いいたします🤲

 

  クリスマスの日は、キリストさまのお誕生日ではなく…キリストさまが降誕した日で…降誕祭だそうです。

 そして…日本でのクリスマスのはじまりは、1552年なのだそうです。当時はクリスマスではなく「ナタラ」と呼ばれていました。

 1612年に徳川幕府によりキリスト教禁止令が発令された事で、一旦クリスマスは姿を消します。

 そして…日本では、クリスマスという行事は、明治時代まで行われていませんでした。

 明治時代に入ってもなかなかクリスマスは浸透しなかったのですが…『明治屋』(わたし明治屋大好きです)が銀座に進出した事で1900年『明治屋』がクリスマスの飾り付けをした事で話題となり、日本では、それまで馴染みのなかったクリスマスが認識されていったのでした。

 日本でクリスマスが広がったきっかけとして、もう一つあげられているのは、

 1926年12月25日47歳で大正天皇崩御された事に伴い昭和が始まります。そして大正天皇祭として12月25日が国民の休日に制定され、クリスマス当日が祝日となった事で、日本でもクリスマスの習慣が普及していったようです。

 しかしながら…クリスマスにケーキを食べる習慣はこの頃はなく

 1950年の12月24日の読売新聞の夕刊で、はじめてクリスマスケーキがどんどん売れた現状を報じたとの事でした。クリスマスが習慣化されても…今では、当たり前のように食べているクリスマスケーキですが…25年近く食べられていなかった事になります。

    クリスマスに歴史ありですね。🎄

     今日のクリスマス絵本は、

    『サンタクロースの冬やすみ』

     マウリ・クンナス   作

     いながきみはる    訳

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 サンタクロースの冬休みは、12月25日からはじまります。そして1月6日までの13日間をダンスや劇をしたり、ゲームや雪あそびなどをしたり。もっとすごいのは、屋根からでんぐり返しをしながら楽しんだりします。

 みなさんは、サンタクロースが遊んでいる姿を想像した事ありますか?

 こんなに楽しそうにしているサンタさんを見るのは、きっと初めてではないでしょうか?

 『サンタクロースと小人たち』のマウリ・クンナスの新刊です。

 今年の新刊のクリスマス絵本の中でも、とても人気のある作品てす。

 絵がカラフルで可愛いく…こまかいところまで全て楽しめます。

 わたしとしては、今年の新刊の中で1番の推しのクリスマス絵本です。