M・B・ゴフスタインのおはなし
先月購入した『天然生活』にM・Bゴフスタインの記事がありました。
私のお気に入りの絵本
『ブルッキーのひつじ』という作品があります。
絵本作家 M・B・ゴフスタインの小さな可愛らしい絵本です。
ゴフタインの描く絵は、シンプルですが…優しく包み込む愛しさ溢れる作品です。
幼稚園や小学校低学年ころ
『ブルッキーのひつじ』の詩を歌ったと言うお子さんもいらっしゃるのではありませんか?
かわいいひつじ…めえめえめえ♪
ゴフスタインが子どものころ、本というものがあまりにも素晴らしかったので…人がつくったと思えずに「神様がくれたもの」だと思ったそうです。そして…ゴフスタイン自身がつくる本もみんながそう思ってもらえるよう願って…精神を研ぎすまして自分の魂と対話するように…作品を創作してきたとの事でした。
2017年の12月20日に77歳を迎えた日に亡くったゴフタインでした。
「何かをもっともっと良くするために、闘うの…特別な才能を与えられた存在だと理解すること、ひとりひとり、誰もが」
ゴフタインの最期のことばです。
私の特別な才能ってなんでしょうと考えさせられますが…素敵なお言葉です。
「かわいくてたまらない」シンプルな線、平面に注がれる胸いっぱいの愛を楽しんでいただきたいです。
彼女の絵本はこれからも多くの方を温かな優しさで包み込んでくれる事でしょう…
『ブルッキーのひつじ』
M・B・ゴフスタイン 作
谷川俊太郎 訳
ゴフスタインは、この本をご主人に捧げたと言われています。
大好きな方に想いを届ける絵本です。
そばにいるだけでいい…ぴったりよりそっているだけで…
大好きな方にプレゼントにいかがでしょうか?