言葉の力

 今シーズンの「月9」と言われるフジテレビの月曜日21時からの番組

       菅田将暉さん主演の 

       『ミステリと言う勿れ』

     これは、面白いですね〜♪

 

 今回の第2話…整君のセリフに…度肝を抜かれました。

 「どうしていじめられている人の方が逃げなきゃいけないのか?」

 「欧米の一部の国では、いじめている方を病んでいると判断するそうです。

 いじめなきゃいられないほど病んでいる。だからその人を隔離してカウンセリングを受けさせて癒すべきと考える」

     すごいセリフです。

    日本では、反対ですよね?

 いじめられた子は、学校に行けなくなり…不登校になってしまったり…フリースクールに通ったりしています。息子たちのお友達にも、そんな子達が何人かいました。

 すごいですね〜この漫画を描いている

       田村由美さん…!

 今苦しんでる子どもたち…いや…大人の方も…この言葉で救われるのではないでしょうか…

  いじわるする人は、ある意味堂々としているためカリスマ性があるように見え…魅力的で、一目置かれている人が多いですよね!

 そしてその周りにいる人たちは、自分が標的にならないよう身を守るために…一緒になって1人をターゲットにする。

 だんだんいじめられている自分がダメなんだと思わされてしまう…

 「いじめられる方も悪い」

   これなんなんでしょうかね?

  意地悪する人は、いじわるしなきゃならないほど…心が病んでいると思えば…ほんの少しだけ本当にほんの少しだけ救われた気になれるのではないのでしょうか?

 いじわるしてしまう人も自分は、病んでいると思えば…少しだけほんの少しだけ…考えなおしてくれるのではないでしょうか?

 そんな期待をしてしまいます⁉️

  甘くないのかもしれないけれど…

 このドラマを観ていて言葉ってすごい力があるなぁって思ったわたしだったのでした。

 

       『街どろぼう』

         junaida

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 この絵本は、2021年MOE大賞第3位に選ばれた作品です。

 大きな山のてっぺんに巨人がたった1人で住んでいました。

 寂しくなった巨人はある晩、山のふもとの街に降りていき…一軒の家をこっそりと持ち帰るのですが…

 孤独について考えさせられる絵本です。

 沢山周りに人がいても寂しさを感じる…

 本当に必要なのは、友達の数ではないのです!

 心が通じ合える相手に出会うための素敵な絵本です。

 紺色の綺麗な装丁と柔らかな色彩に、とても温かな気持ちになる事でしょう

 寒い冬の日に気持ちが温かくなる絵本はいかがでしょうか?