待っている
ここ一週間…この仕事なら…自分の心が動くのでは、なーんて思えた職場に…履歴書を送るか?それとも…もう少しだけこの生活のまま埋もれているか?
「受かるかもわからないのだから…履歴書送ってみなよ」心の中の私が呟きます。
「ムリムリ…疲れ取れてるの?また仕事に出たら…心が疲れて…泣きながら過ごすかも」なんて…もう1人の心の中の私が阻止します!
そんな事…考えていたら…求人募集終わってしまいました…残念🥲
まぁ…きっと今ではないのですね〜
きっとわたしに良い風が吹く日が来る事を信じて…春を待つ事にします🌸
悩む事は明日考えるようにしています
こんな時はいつも太宰治の本を読みます…
『走れメロス』や『斜陽』それに『人間失格』なんて重っ苦しい作品ではなく…とてもとても短い作品
『待つ』
この本に収録されています!
若い頃読んだ作品で何処で読んだのか?どんな本だったのか思い出せないのですが…
とても心に残り…もう一度どうしても再読したくって探した作品なのです!
小さな駅でベンチに座り何かを待っている20歳の少女の物語
いったい自分が何を待っているのか…
自分をここから連れ出してくれる存在を駅のベンチで待っているのかも…
それとも…
人間ではない何かを待っているのかもしれません。
彼女は一体何を待っているのでしょう…
そんな少女に何年も共感しているわたしなのです!
わたしもいつも何かを待っています…
何を待っているのかは、自分でもわかりませんが…
いつも心の奥底で何かを待ち続けている…わたしがいるのです!
『わすれもの』
豊福まきこ
ポツンと公園のベンチに…置き去りにされた
ひつじのぬいぐるみ!
カラスに突かれたり…ベンチから転がり落ちてしまったりしても…夜になり雨が降ってきても
わすれもののぼくは、迎えにきてくれるのを信じて…待ち続ける
皆さんも1度ぐらい…大切なものを置き去りにしてしまい悲しい思いをした事は、ありませんか?
昔、どこかに忘れてきた大事なものに、
もう一度出会える絵本
優しくって、あたたかくって、切ない気持ち
いつまでも大切にしたい気持ちですね
寒い日に心があたたまる作品です♪
春を待つイヌ