ほんの少し聞いて下さい
心のうち…
イヌを飼った事で負担がかかります。
以前私が中学生の頃から飼っていた柴犬のアヤは、いつも1人でした。
家族全員仕事でしたので…
1番早く帰ってきた人が散歩に連れて行くルーティンでした。
1番早い人と言っても19:00ぐらいだったと思います。
朝も散歩など連れていけないので1日1回だけでしたが…アヤは家では、オシッコもウンチもしないとても我慢強い子でした。
今回コロナ禍となり…わたしが家にいる事が多くなり…長男が息子たちに依存する母をみかねて…イヌを購入してくれました。
3人の息子は言いました。
「3人で面倒みるし散歩に行くから大丈夫」
けれどいざ飼ってみると
「仕事が忙しい」「遊びに行きたい」「疲れてる」「今は無理」「お前行ってないだろうお前行け」
イヌは、家でオシッコもウンチもしないので1日3回散歩を催促します。
昼、夜を私が行くので…
朝を長男に頼みました!初めの頃は仕方なく黙って行っていた彼でしたが…
最近は「仕事辞めたんだろうお母さん行けよ」
と言いたいのがありあり顔や態度に出ています!
そして…「散歩1日3回はどうなのかな?やめたら」とボソリと…
「やめたいよ1番やめたいのはわたしだよ」
続いて言った言葉が…
「それじゃ朝の散歩辞めて、10時頃1回行って後夜の2回にしたら?」とほざいたのです!
それは、私に10時と夜行けよって言ってるよね?
仕事もそろそろしたいし…コロナが落ちついてきたら友達とも会いたいし…好きな事したい
10時に散歩なんかにしたら…友達に会うどころか…仕事なんて出れないでしょう?
誰かわたしの代わりに行ってくれますか?
みんなリモートじゃなくなってしまったでしょう?
ごはんだってお風呂だって…イヌの物の洗濯だって誰かしてくれる?
みんな「可愛い可愛いって」可愛がってるだけで
「俺一緒に寝てます」と長男…
だから何?可愛いから寝てるだけでしょう?
「お母さんもう仕事しなくっていいんじゃん」と次男…
それは、お前がイヌの面倒みろって事だよね
三男は、気が向けばだし…
しまいに…「俺家出るから」と長男
みんな勝手にしろ〜
本当にみんな好きにしろ〜
まだ2歳にもならないイヌは体力有り余っていて…
遊べ遊べ…散歩散歩…おばさんはヘトヘトです!
可愛いくって可愛いくって仕方ないのですよ
本当に可愛いんです♡
でもね〜どうにかしたいこの散歩地獄
イヌを飼っているうちは、みんな置いて仕事に出たり遊びに行ったりしているのに…
何故ですか?わたしは…このまま人生終わるのでしょうか?
あ〜少しほんの少しだけ聞いてもらったので…ラクになりました。
イヌの散歩で小さな幸せ
つくし可愛い♡
春を見つけた…
でもまだ少しだけ泣きたいわたしです!
『ずーっとずっとだいすきだよ』
ハンス・ウィルヘルム 文/絵
久山太市 訳
犬のエルフィーとぼくは、一緒に大きくなった
けれど…先に歳をとっていくエルフィーは、階段は上れなくなり…散歩も行きたがらなくなっていく…
ぼくは、毎日抱きかかえてエルフィーを自分の部屋へ連れていき…寝る前に必ず
「ずーっとずっとだいすきだよ」と話しかける。
そんなある日…
気持ちは、言葉にしなくっては伝わらない
大切だという事も好きだと言う言葉も…わかっているだろうなんて決めつけず…当たり前だなんて相手には伝わらない…後悔しないように…
毎日毎日…言葉に出して伝えてください
大切な人に…何度言葉にしてもたりないぐらい
「ずーっとずっとだいすきだよ」
そしてごめんねイヌ負担だなんて言って
「ずーっとずっとだいすきだよ」