自分らしく…
父が突然…
「築地本願寺にお母さんを連れて…お姉ちゃんと合同墓の話を聞いてきてくれないか?」と言いだしました。
「行くのは、いいけど…ご先祖のお墓に入るって言っていたよね?」
そんな私に…父は、
「お父さんは、1番末っ子だし…お前たちにもお墓の心配させるのも大変だし…お寺がしっかり面倒見てくれるみたいだし…お前たちがはなしを聞いて…納得いくようなら…お父さんとお母さん築地本願寺にお願いしようと思っているんだよ」
お墓は、いつもお彼岸にお墓参りをするところに…両親は、お願いするものと思っていました。
それか…新しく建てるのかと…
確かに…父は、四男「代々のお墓」に入る必要は、ありません…
しかし…合同墓には、私自身が少し抵抗がありました。
かと言って…しっかりお墓を守っていけると言いきれるでしょうか?
そして…足を運んだ…築地本願寺
築地市場に行くたびに…築地本願寺を素通り出来ず…毎回拝ませていただいていましたが
(姉と母)
まさか…合同墓説明会に話を聞きにくるとは…
説明会によると…
今現在お墓に対する考えも変わってきているそうです。
お墓参りやお墓の掃除もなく、年間管理費も必要がありません…
家族や親族に代わって,未来永劫にわたって、
築地本願寺が責任をもって管理してくれるとの事でした!
そして、法名もしっかりいただける!
お骨を納める際の法要や納骨後の法要、読経は
しっかり行ってくれるとの事です。
お骨は、他の方と混ざる事なく収蔵してくれ…
緑豊かな芝生の下に埋蔵してくれると言うおはなしでした。
堅苦しさがないなぁと思ったのが印象的でした。
父の願いは、孫たちが銀座に来た時に
ちょっと立ち寄ってみるか…と足を運んでくれるだろうから…寂しくないだろうとの事です!ナルホド
父と母が望むなら…父と母がここにしたいと言うのなら…
姉も私も言う事などありません!
母と帰りの道すがら
「これからのお墓のあり方なのかもね」と語ってきた…今日の1日の出来事でした!
お昼ご飯は、築地本願寺の中のカフェ
「Tsumugi」で頂きました。
ストロベリーと薔薇のお茶だったかな?
サーモンとアボカドのお茶漬けセットです!
とても美味しかったですよ!
築地と言えば…築地市場で海鮮丼やお寿司かラーメンなどにしてしまう事ばかりでしたが…
築地本願寺内でのお食事も良いものでした。
お墓については、いろいろな考えがあるはずです!何がよくって何が悪いなどなく…
暮らしや家族の生活スタイルが様々のように
お墓も自分らしく意思表示する事は、間違いないのかもしれません!
今日の絵本は、
私の読み聞かせの定番絵本です!
この絵本を読むと何故かうちの父を思い出します😄
『いちばんつよいのはオレだ』
マリオ・ラモ 作
原光枝 訳
いじわるオオカミは、森で出会うみんなに…
「 一番強いのは誰だ」と尋ねます。
その度に
「あなたです」と答えられ
とても嬉しそう…
赤ずきんちゃんや3匹のこぶたに出会ったりします♪
最後に尋ねた…ヒキガエルに似た小さな生きものは、 いったい?
ちょっと間抜けなオオカミが
威張っていても…なぜか憎めない
くすりとついつい
笑ってしまう!楽しい絵本です!
読み聞かせにいかがでしょうか?