さよならではなく…出発

  今日は、長男のアパートに行って参りました。

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 家で使っているトイレマット

 息子が、欲しがっていたので…ご用意しました。

 お昼を一緒に食べて

 部屋の整理を少しして

 「友達が来る」と言われたので…

 そそくさとお暇させて頂きました。

 「じゃあ」と軽く手を振る息子に

「はい!じゃあ」と手を振り車に乗り込みましたが

 乗り込んで座った途端…涙.涙涙🥲

 寂しいのは寂しい…でも寂しいって言葉だけでは、

 異なる…この想い

「これから…ずっとずっと泣く日があると思うの…そして…わたし強くなる…子どもに甘えて頼ってきたから…もうしっかりする」

 声にならないぐらい泣きながら訴える私

 旦那さんは、ずっと笑っています!

 「普通の母親だって息子と離れる時は、泣くでしょう…それが…トラちゃんだものね〜大泣きするのは、仕方ないよね〜」

 「私もう子どもに頼らないって約束する」もう一度言う私に…

  「約束守れなくってもいいよ」と笑われて…

「 トラちゃんは、長男に頼り過ぎだなぁってずっと思っていたよ…大丈夫かな?これから、ってずっと思っていた」

 小さい頃からの事がいろいろ走馬灯の様に蘇ってきます。

 別れです!旅立ちです!

 親子ですが…独り立ちです…

     頑張れ〜楽しく…独り立ち

     母もお父さんと頑張る…

   きっと大丈夫…みんな良い風が吹いています!

長男よ…今まで母の面倒をみてくれてありがとう♡

  けれど…しばらく…彼の部屋は入れないし見れません…😄💦  

  今日ご紹介させていただく絵本は、

  長男が家を出る時に…

  「とても良い絵本買ってきたよ…読んでみなよ」と置いていってくれた本です。

   『しあわせなときの地図』

    フラン・ヌニョ  文

    ズザンナ・セレイ 絵

    宇野和美     訳

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 生まれからずっと、この町で暮らしてきた…

   ソエですが…

   戦争のせいで家族と逃げなければいけなくなってしまいました。

  思い出がいっぱいある町を離れる前の晩

 ソエはつくえの上に…町の地図を広げて…

 楽しい事があった場所にしるしをつけはじめます。

 戦争で…たくさんの思い出が詰まった町を追われる悲しさが心に響きます。

 これから何が起きるか不安と…戦争で全てを失う理不尽さ…

 小さな希望を切々と願うソエに…本当の幸せが訪れる事を願うばかりです。

争いには得る物などありません…全てを失うのです!

 今こそ読むべき作品と思います。

 機会がありましたら…一読して頂けたら…

 と思う1冊です。

 アンネ・フランクが日記に記した言葉が

最後に書いてあります。

 いつかこのおそろしい戦争は終わるわ