わたしの推しの本
私がハマってしまった小説
『夢見る帝国図書館』
明治に出来た日本初の国立図書館の物語
上野の国立図書館に愛着を抱く、謎めいていて魅力的な喜和子さんと上野公園で出会い…歳の差を超えて友情を育むわたし…
「図書館が主人公の小説を書くのは、どう?」喜和子さんは、作家のわたしに提案してくるのですが…
帝国図書館について追い始めていくうちに…喜和子さんの人生を紐解く物語
上野近辺の歴史…明治、大正時代の文豪の話や戦時中の動物園の話…戦後の戦争孤児や、あの頃の時代に翻弄された方たちの人生を綴る小説…
本好きな人にはたまらない作品かと思います。
この本を読み終え…また、わたしの知りたがりがとまらなくなり
戦争孤児、浮浪児や闇市、などなど戦後75年以上経ちますが…あの頃の日本について掘り下げて考えを深めてしまいドップリとハマってしまったわたしでありました。
そして…新刊の面白い読み物をご紹介です!
この本が平積みや面だしになっているのは、児童書コーナーかと思います!
そして新刊棚に陳列されていると思います…
書店によっては、展示スペースで大きく展開しているかとおもいます⁉️
それほど面白いと思える作品です!
『博物館の少女』
明治時代…大阪の古物商の娘イカルは、両親を失い、東京上野広小路にある遠い親戚に預けられる事になります…
そして…親戚のトヨ(実在人物)と日本に誕生して間もない博物館に訪れた際、館長(実在人物)に目利きの才を認められ…
博物館で怪異の研究をしているトノサマと呼ばれる織田賢司(実在人物)の手伝いをする事に。
そして不思議な事件に巻き込まれていく…あやかしミステリーの作品
歴史や宗教、そしてわたしの好きな博物館など、いろいろな要素が含まれていて面白くないわけがありません
大人の方も絶対に楽しめます
明治時代文明開化の東京の時代背景をわかりやすく描いていています。
実在の人物を魅力的に描いている事もこの本の面白さです。
どうぞ手に取ってぺらぺらとめくって見て下さい…きっと読み始めたら止まらなくなる事間違いありません
今日は、上野の歴史を語る作品2冊ご紹介させて頂きました!