終戦記念日
夏になると戦争について考える…図書館で仕事をしていると「戦争を知る」を8月に展示するからであろうか⁈
今日は終戦記念日です。
家にある戦争の本を何冊か
紹介させて頂きます。
『子どものころ戦争があった』
児童文学作家と画家が語る戦争体験が綴られた一冊
子どもの本の仕事をしている作家や画家の先生達にとって「思い出すのもいやなくらい。重苦しい時代だったけれど、それを今伝えるのが、私たちの責任なのですね…」とあとがきに書かれています。
平和への熱い祈りがこめられた一冊です。
『さがしています』作アーサー.ビナード
日本人の私よりヒロシマの原爆について調べているアーサービナードさんが、資料館から選びぬいた14点の展示物を写真に収めています。
展示物から聞こえてくる「ものたち」のこえ
持ち主を失ったものたちのカタリベとなった写真絵本です。
月刊 たくさんのふしぎ「一郎くんの写真」
日章旗の持ち主をさがして
木原 育子 文 沢野ひとし 絵
アメリカで昔の戦争のことを調べているグループから"日章旗"の持ち主を探してほしい、と連絡がありました。
"日章旗"とは戦地に向かう軍人さんに日の丸の旗に名前を寄せ書きしてもらう、お守りのようなものです。
寄せ書きの名前を頼りに新聞記者である木原育子さんが、寄せ書きに書かれている名前の方々を探し訪ねていきます。
最後に一郎君の母親が大事に保管していた1枚の写真に…熱く胸打たれました。