そとずらがいい?

 人は、羨ましく思ったり…妬んだりするのは、なぜなんだろう…

 私は、嫌味を言われていたり…皮肉を言われいる事にあまり気づかないようです。いや気が付かないふりをしているのかな…😅

 家に帰ってきて…友人や知人と話した内容を家族に話すと…「それ嫌味で言われてるよ」と息子たちに良く笑われます。

 「お母さんは、自慢しているつもりがなくっても相手には、自慢に聞こえる事もあるんだよ」どっちが親だかわからない…

 自慢?自慢?自慢?してないけどなぁ

 してるつもりはなくっても相手に自慢に取られるのか〜気をつけよう…🥲

 以前仕事仲間の人に言われた事があります。

 「どう育てばトラコさんみたいになるんだろう…みんなに対等で」や…

 「人付き合い上手いよね…」これは、よく本当に言われます!

 よくわからないけど、多分褒めてくれたのだと思うようにしています。

 確かに言葉には気をつけているつもりです。

 自分が言われたら傷つく言葉は絶対言わないようにしています。

 人に合わせます!心の中で…違うなぁって思ったとしても…反論するほど疲れる事はないから…

 誰とも仲良くできます!どこにいても揉め事大嫌いだから…

 自我を抑え込むのが上手いです。めんどくさいから…

 けれど家族にはわがまま過ぎるぐらいワガママです!

 そとづらがいいから…スミマセン

 幼い頃の私は、周りに足並み揃える事ができない子どもでした。

 母の口癖は「普通の子になって」でした。

 姉は、わたしを心配するあまり…いつも授業が終わると休み時間は、必ずわたしの教室を覗きに来ていました。

 友達とお話しするのがめんどくさかった…

 変わった子と先生からも友達からもレッテルをはられていました。

 大きくなるにつれ…目立たなくなるには、まわりに紛れ込めば良いと気づきました。

 みんなと同じフリをすれば良いと…

 ちょこちょこ変なところが出てもみんな気が付かない程度になりました。

 だから…普通の人より、人の言葉の嫌味や皮肉に気がつかないふりをするのが上手いのかもしれません。

  けれど…言葉より顔色をうかがったりするのです…

 きっと人間は、言葉にした方がどんなにキツイ言い方でも…柔く優しいのかもしれません!

 うちに秘めた妬みや怒りは、言葉より強いものとなり、顔や態度に出てくるのです。それほど恐ろしいものはないですよね〜

 嫌味や皮肉なんて可愛いものなので…わたしには、響かないのかもしれません。

                        『からすたろう』

       やしまたろう 作

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 わたしが幼い頃読んで涙が止まらなかった絵本です!

 学校でみんなに無視をされ…ちびと呼ばれ…勉強も何ひとつ覚えられず…馬鹿にされていた少年が、理解ある先生と出会って自分らしさを開花していくお話しです!

 お友達がいなくっても、誰とも話さなくっても自分で楽しさを見つけ、学校に通うからすたろうを、自分とリンクさせて読んでいました。

 その子その子の個性と向き合って…長所をのばしてくれる、向きあってくれる、そんな存在に出会える事の奇跡!

 コルデコット賞を受賞した作品です

子供と向き合う、あらゆる方々に読んでみてほしい1冊です。