心の片隅の箱
毎日暑い日々が続いておりますが…皆様体調崩したりしていませんでしょうか?
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次男の彼女から…可愛い缶に入った紅茶のプレゼント🎁
マリーゴールドとパインの紅茶です♪
本当に本当に嬉しい♡
可愛いお手紙付きでした💕
昨日…旦那さんのお義母さんから電話がありました。
たわいもない会話を交わし…
お義父さんの白内障の手術がきまった…
暑くてたまらないから身体がおかしくなってしまう…
私の両親からお中元が届いたなどなど…
そのうちに…私の甥っ子の結婚式の話になり…
「結婚…若くに決めたのね〜…」
「でも…あなたたちも若いうちに結婚したものね〜」
「結婚してもう30年ぐらいになるでしょう…」
お義母さんとの電話を切った後…
私はボーっとしながら最近Netflixで観た映画を思い出していました。
『明日の食卓』
この映画を観終わり…
1年ぐらい前に読んだ…『坂の途中の家』を読み終えた時と同じ…感覚が蘇ってきました。
私には、3人の息子がいます…次男と三男は、双子です!
現在…長男は、25歳で社会人4年目となります。
そして双子も23歳となり社会人2年目
本当に早いものです。
子育て期間は、目まぐるしく…忙しかったので…
あまり覚えていないのです。
ただがむしゃらと言う言葉がぴったりな毎日を過ごしていたのだと思います!
けれど…『坂の途中の家』を読み終えた時…
自分の中にしまいこんでいるパンドラの箱を開けてしまったような…錯覚に陥ってしまいました。
長男が…2ヶ月の頃
母乳が足りていない長男は、毎日毎日お腹をすかして泣いていました。
若く新米ママの私…そして初めての赤ちゃん
何故泣くのか?どうすれば…泣き止んでくれるのか?ただ…長男を抱きしめて…泣いている日々
動く人形のように…スイッチがあって
遊びたい時だけ動かして…後は、スイッチをOFFにできればいいのに…と真剣に考えたものでした。
夜泣きもあり…
寝不足な私は、精神状態が不安定となり…
泣いている長男を「うるさい」と言った後
ベッドにポイと置き…
ボーっと見つめていました…ただずっとずっと泣いている姿を見つめていて…
泣き声も聞こえなくなっている自分に気がついた時…
かなりの時間が過ぎていたと思います!
泣き過ぎた…長男は真っ赤な顔に汗を沢山かいて…ヒックヒックと身体を動かしていました。
その姿を抱きしめて泣きながら謝ったあの日の事は、
私の後悔の念から…心の片隅の箱に押し込めて…いたのを…
『坂の途中の家』は、開く鍵となりました。
どんな母親も…子育て期間は、
私にかぎっては、ないのだと思います!
(今では、電車などで赤ちゃんの泣き声などを聞くと…なんて可愛いのかしら…天使の声かしら…なんて思ってしまうのに…)
今回の映画『明日の食卓』のように
10歳の息子との見えない隔たりに悩んで…
なんでわかってくれない…
お互いの気持ちのすれ違い…
可愛いだけではない…愛しいだけではすまされない…子育ての葛藤が描かれていて
若かりし頃の自分と重ねてしまうのでした。
手探りと不安…自信喪失…自分を追い込んでしまう…誰かに責められているような思い込み…
自由もなく…離れる事もできないもどかしさ
産んだ…育てる…そんな簡単な事ではすまされない…
ジレンマとの戦いこそが子育て…
ただ…可愛い我が子の笑顔だけに救われ…喜ぶ姿に癒されて…ここまでやってこれたのだと…
成人した3人の姿に改めて感謝をする今日この頃でした。
『やもじろうとはりきち』
降矢なな
ヤモリのやもじろうとハリネズミのはりきちは、
赤ちゃんのときから…だいの仲良し
何をするにも一緒
喧嘩をしても…すぐに仲直り
でも…
いつからか…やもじろうは、
はりきちがかっけこがのろすぎたり…
木登りができなかったり…ボール遊びもできないことに…
はりきちと遊ぶのがつまらなくなってきたのでした。
年齢を重ねることで…成長の違いや…身体能力の違いが…出てくる子どもたち
ずっと変わらない…はりきちに…胸がしめつけられてしまいますが…
子どもたちの世界の間では、当たり前に行われている毎日が描かれています。
降矢ななさんの絵本らしい…ともだちのおはなし
一読していただき、ぜひ読み聞かせしていただきたい、とても…素敵な絵本です♪