まちがえサンタさん
子どものころ…私のところにくるサンタさんは、
違うお友達の手紙を読んで…間違えたプレゼントを私宛てに届けにくるのだとばかり思っていました。
何をお願いしても…本ばかりが届くのです。
いつもいつも本ばかり🥲
私が、物心ついた頃から… クリスマスの夜、父が会社から帰ってくると
「玄関の外にプレゼント置いてあったぞ…サンタきたんじゃないか」と毎年言うのです。
玄関灯の下に置いてある包装されたプレゼントをみて「まちがえサンタさんまた本を届けて…」と…ため息をつくのでした。
今考えると私たちにバレる事なくプレゼントを渡す事ができた…父にとって最高のひらめき💡だった事でしょう…
でも…本だったのです。
どんなに「モーモちゃん」が欲しいと頼んでも
「ママレンジ」をお願いしても届くのは、
何度もすみません💦本ばかりだったのでした。
けれど…そのおかげなのかな?本関係の仕事についたのは…きっとうちのサンタさんの思惑だったのかと思うようにしております。
さぁ今日のクリスマス絵本のご紹介です。
『小さなスプーンおばさんのクリスマス』 アルフ・プリョイセン 作
ビョーン・ベルイ 絵
おおつかゆうぞう 訳
クリスマスの準備をする大切な日に…小さくなってしまったスプーンおばさんは、ご亭主のリュックのポケットに入って市場へ…クリスマスの買い物に出かけます。
スプーンおばさんの茶目っ気ある行動に振り回されるご亭主…。
とても仲の良いご夫婦の姿が…微笑ましいです。
ノルウェーのクリスマス文化がよくわかる楽しい絵本です。
色彩がとても綺麗です。
うちのまちがえサンタが『小さなスプーンおばさん』をプレゼントしてくれました。
とてもとても好きな本でした。
スプーンおばさんシリーズは面白く…読みやすいので…機会がありましたら…一読してみてはいかがでしょうか?