クリスマスが近づくと…

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 ずっとずっと狙っていたカードです。買いたいなぁと思いながら…やっと購入しました。

  むかしむかしのおはなしです😄

 19歳のクリスマスイブに本格派のフランス料理を友達4人で食べにいきました。

 最近のような「お気軽にどうぞ」的なフレンチのお店ではなく…とても敷居の高いお子さまだけでいくようなお店ではなかったのですが…

 ちょっとだけ背伸びをしたいお年頃だったのです。

 もちろんドレスコードしっかり勉強しました。お値段も今まで食べた事のない値段でした。

 

 一応…小さい時から父にフォークとナイフの使い方を伝授されていました。

 高校の卒業前、椿山荘に行きテーブルマナーの授業を受けました。

 現代のように、マナーやドレスコードググる事などは、出来ませんが…

  ほんの少しだけ…どうにかなるのではと小さな期待をしてお店のドアを開けたのでした。

 コートを渡して、席に案内され…椅子を引いてもらい上手く座れました。ナプキンを膝の上に広げ…料理が運ばれてくるのを待つのみ…ここまで完璧だったのですが…

  テーブルの上に銀色の綺麗な入れ物に飲み物が入っていてるのを見て口に運んだ時…ギャルソンがスッとわたしの耳もとで「こちらは、手を洗うフィンガーボウルです。」と教えてくれたのです。

 友達3人もフィンガーボウルをそっとテーブルに置き…4人で身体をプルプル振るわせて笑いました。ずっとずっと笑いが止まりませんでした。

 その事が後を引き…その後の記憶は全くないのです。料理が何が出て…何を食べて…美味しいかったのかなんて…全く覚えていないのです。

    クリスマスイブ🎄の

 若かりし頃の背伸びし過ぎた恥ずかしいおはなしです。

    クリスマス絵本のご紹介てす!

       『ちいさなもみのき』

   マーガレット・ワイズ・ブラウン  作

   バーバラ・クーニー        絵

   かみじょうゆみこ         訳

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 小さなモミの木は、ある日やってきた男の人によって掘り出され運ばれて行きます。

 着いたところは、病気で足が悪い男の子が居る家でした。

 モミの木は、金の鈴や、銀の星、ガラスの綺麗な飾りをつけてもらい…男の子と一緒に冬の間過ごすのでした。

 そして…冬が終わる頃モミの木は、森に戻されます。

 ところが…ある冬は、モミの木を誰も掘り出しては、くれません。とても寂しい気持ちになるモミの木でしたが…

 クリスマスシーズンには絶対欠かせない1冊です。クリスマスが待ち遠しくなります。

 温かくって優しい気持ちになるクリスマス絵本です。

 毎年部屋に飾ってしまうほど好きな絵本です。