愛しいイヌとの日々
私が、14歳の時に飼った柴犬のメスのアヤは、13年間友達でいてくれました。
そして、私の結婚記念日の日…生まれて1歳の息子に私を託すようにさようならをしていきました。息子がいなければ…悲しみは倍倍だった事でしょう🥲
わたしは、息子達にイヌが欲しいと言われてもアヤを忘れられずに…飼っても可愛いがれる自信がなく、イヌはもう二度と飼う事はないと思っていました。
それがです…コロナ禍で家にいる事の多い私…そして子離れ出来ない私を心配して、就職した息子がイヌをプレゼントしてくれたのです。
可愛いがれない⁉️なんてとんでもない(笑)。孫ができたらこんな感じなのでしょうか?可愛いくって♡…なんて事でしょう
久しぶりに子育てをしているようです♡可愛いすぎて切なくなります。
アヤはお友達でいてくれましたが…今回のイヌは、息子ですイヤイヤ孫です(笑)
友達にお出かけを誘われても、イヌを理由にお断りしたりして…仕事の日も減らしています。
私だけではありません旦那さんの方がかなりの重症です。過保護で…気持ち悪いぐらい甘えさせています。
夫婦揃って馬鹿丸出しです(笑)
けれど…私に何かあった時三途の川で待っていてくれるのは、絶対アヤだと信じている私なのです。
「ジローとぼく」
夏の読み聞かせに使う絵本ですが…
イヌつながりなので…ご紹介させていただきます。♪
こいぬをひろいました。名前は、ジローです。
ジローとぼくは、毎日一緒に眠ります。そのうちにジローはどんどん大きくなってしまいます。そこでイヌ小屋を作ってあげました。
そしてまさかの展開に…😀
ジローとぼくの友情のおはなしです。温かな絵本です。イヌのジローが表情豊かでとても可愛いくってついつい笑顔になってしまいます。
とても愛しく、癒される絵本です。
詩にある沢山の感情と魅了
息子達は、80年代後期から90年代の映画音楽を良く聴いています。『摩天楼はバラ色に』や『マネキン』
『ボディーガード』『ニューシネマパラダイス』などなど
私の青春時代(古めかしい(笑))によく聴いていた音楽です。
ふっと心だけが若い頃に瞬間移動してしまいます。☺️
私が、若かりし頃に50年代の50sの音楽に憧れたような感じなのでしょうかね⁉️
服装や街並み…全てに興味ありました。
私は、50sのネオン看板を部屋に貼り付け、もちろん音楽は、父から借りたプラターズの『オンリーユー』『煙が目にしみる』などを聴いておりました。
塾から見える銀杏並木から溢れるオレンジの街灯を見ながら頭の中で流れる50sの音楽は、素敵な彼氏ができたらこの道を手を繋いで歩きたいなぁなんて妄想を掻き立て、勉強なんて上の空の日々を過ごしていました。
あの頃の私と同じ気持ちのようなものなのでしょうね(笑)
音楽は不思議ですね聞いていた頃の切ない気持ちや悲しい気持ち、嬉しい気持ちや楽しい気持ち、あの頃感じた感情を蘇らせてくれる力がありますね。
今日は、結婚式に流したKENNY Gなどを聴きながらゆっくりした気持ちで一日過ごしたい気分です♡
『ロシアのわらべうた』
K.チュコフスキー 編
Y.バスネツォフ 絵
田中潔 訳
チュコフスキーが集めたロシアの童歌が、リズム感ある訳で22篇収録されています。
1957年に描かれた絵がとても可愛く、色彩も良くとても魅力的な一冊です。
チュコフスキーは、子どもが大好きで、自身も子ども達に愛される人だったようです。そんなチュコフスキーは、友人の息子さんがなかなか言葉を話そうとしなかった事が気になり、1時間共に一緒の時間を過ごしました。すると息子さんは、話し始めたという逸話のある持ち主です。
おはなしが上手な方だったのでしょうね
この絵本に、もしメロディーがついていたら…子守唄に使いたい可愛らしい…もうひとつのこもりうたが私は、お気に入りです。
愛した、書いた、祈った
おはようございます☀とても青空が綺麗な土曜日の朝です。
「あのね瀬戸内寂聴の『夏の終わり』と『花芯』と『白道』を借りたいんだけど」寂聴さんが亡くなった次の日に利用者の方からのリクエストをいただきました。
しかし3冊とも貸し出し中だったため…私が読んで心に残っていた。菅野須賀子(菅野すが)の伝記『遠い声』と、北原白秋と三人の妻を描いた本『ここ過ぎて』、そして、寂聴さんが人生において出会った人達のお話を描いた本『いのち』をお勧めさせていただきました。
以前お話をさせていただきました通り…私は、明治、大正時代の女性に心惹かれるのです。そして、その女性達に興味を持たせてくれたものが、紛れもなく瀬戸内寂聴さんの本なのでした。
『青鞜』何回も読みました。
『美は乱調にあり』伊藤野枝さんの話です。繰り返し何度も読みました。
『諧調は偽りなり』大杉栄さんを題材にした本です興味深かったです。
『かのこ撩乱』岡本太郎さんのお母様岡本かのこさんの伝記です。
私をどっぷりとこの時代の女性にハマらせてくださった瀬戸内寂聴さん
時代は違いますが、連合赤軍の永田洋子元死刑囚との交流の手紙の本『愛と命の淵に』では、全く興味のなかった連合赤軍についても調べる機会をいただきました。
『奇縁まんだら』は全巻購入させていただきました。いろいろな著名人の方々とお会いした時の話は、本当に興味をそそられます。
『奇縁まんだら』1冊見つからない😭
頑張って探します…残念
いろいろな方達の事を学ばせていただきました。ありがとうございました
ご冥福をお祈りします
夢のタータンチェックの洋服
以前一緒に働いていた。図書館の館長はお若い男性で…パッと見可愛いらしいお顔をしていました。
今日ご紹介する本が月間『たくさんのふしぎ』で入荷してきたときのおはなしです。
私がその本を装備(フィルムを貼ったりラベルを貼る作業)をしていると、その館長が私に
「僕はチェックの柄の服が着たいんです。おかしいですかね?」と突然聞いてきたのです。
とっさに…私は、
「バーバリーみたいなのですか?いいんじゃないですかお洒落で」と答えてみました。
すると…
「違うんです❗️装備している本みたいなチェックを着たいんです」
ちょっと唖然してしまいましたが…
真剣なお顔で話すので…笑いをこらえて
「いいんじゃないですか〜チェッカーズみたいで」と年齢がバレるような返事しかできませんでした。😀💦
この絵本を見る度にこのやり取りを思いだし笑ってしまいそうになります。
今では、その方は移動なさったので、新しい館に通勤する時にチェック柄の服を着ているのかなって…思ったりする今日この頃です😀
「すてきなタータンチェック」
奥田実紀 文 穂積和夫 絵
タータンの歴史をわかりやすく書かれています。この薄い本にタータンにまつわる情報がぎっしり詰まっています。タータンのチェックがうまれた仕組みなど…タータンにこんな歴史があったのかと感心していまうほどです。タータンチェックに愛を感じる絵本です?
大人の方もタータン入門書としてきっと楽しめますよ。
タータンチェックを着てみたい方に必見です。
私の可愛いくって大切な宝物
私の宝物で、まだまだお見せしていないものがあります。☺️
結婚したばかりで子どもにお金がかかる頃からコツコツ集めた私の可愛い💕マトリョーシカ人形🪆。
ロシア🇷🇺のものばかりではなく…チェコのマトリョーシカ人形もいくつかあります。
チェコのマトリョーシカは、旦那さんのお母さんが、ヨーロッパ土産で私にプレゼントしてくれたものです。
わたしの喜ぶ物を良くご存じなのです♡
マトリョーシカは、ロシアの民芸品です。人形を2つに分割すると一回り小さい人形が入っています。入子の構造になっているお人形です。マトリョーシカの入れ子は、5重か6重ぐらいの入れ子にするため筒状になっています。
マトリョーシカの名前の由来として、昔ロシアの田舎の農場の女性によくつけられる名前。「卵抱き人形」とも…親しみをこめておばさんを意味する「パブーシュカ人形」とも呼ばれるそうです。
子だくさんや大家族の豊かさの象徴と言われています。
私は、マトリョーシカを集める事で家族が円満で幸せをもたらしてくれような気がします。
それに…私の体型がマトリョーシカに似てるので…親近感でついつい購入してしまうのかもしれません☺️。
なーんてぶつぶつと言っておりますが…可愛いから集めてしまうのが1番の理由なのです。ただそれだけです😀
「マトリョーシカちゃん」
原作は、ヴェ・ヴィクトロフ/イ・ベロポーリスカヤ
マトリョーシカちゃんの中からダーシャちゃん。そしてダーシャちゃんの中からクラーシャちゃん。そしてクラーシャちゃんの中からドナーシャちゃんが出てきます。そして人形達は楽しく…ずんたかおどったり…つんたらうたったり…ぺちゃくちゃおしゃべりする可愛いく❤️温かい!そして楽しい絵本です。
冬に読み聞かせ当番の時は必ずマトリョーシカ人形持参でこの絵本を読み聞かせします。
子どもたちの笑顔がとても嬉しいです。
大変な朝の始まり
今朝のおはなしをさせて下さい
まず…名古屋に日帰り出張の次男を5:30に送り出し
5:45に通勤する旦那さんを送ります。そして今日は時差出勤だと言って、いつもより早く出る長男を6:20に送りだしました。そして最後に7:00に三男送り出し…私は、8時に仕事に出かけるのです。
さて…私は何時に起きると思いますか?
イヌの散歩、お弁当作り、洗濯を干して、軽く掃除します
(イヌの冬支度でかまくらを購入しました。)
私は、4:30に起きるのです😢
次男と三男が大学生の時より…今が辛い😫本当にバタバタです🥲
会社で給食が出ればいいのにね〜と毎日思う私です。
実を言うと夜ご飯も辛い…息子達が大学生の頃は、毎日遊びあかしていたのに…社会人となり(コロナ禍もありますが)子どもの頃のように夕食を楽しみに早くに帰ってくるのです。
お米毎月30キロ近く消耗しております。
おかずの品が少ないと「今日おかず少ない…手を抜いたでしょう?」と息子達に聞かれます💢
本当にめんどくさいです
いつまで母親でいなくっては、ならないのしょうと言いながら…いないといないで寂し私です。矛盾と戦っています。
「給食番長」
よしながこうたく 作
嫌いなものは、「食べないでいい」と好き勝手に騒ぎたてる、1年2組の給食番長
いつも1年2組の戻すお鍋には、残りものがいっぱいです。子ども達のために一生懸命作ったのにと…給食のおばちゃんたちは、泣いています。
そこで、おばちゃん達は、決心するのです。
「つくってものこすからもうつくりません。おばちゃんたちはいえでします。」
どうする給食番長?給食もう食べれなくなっちゃうよ…けれど給食番長のとたった驚きの行動とは?
色使いはもちろん絵も大胆でユーモラスな描き方をしていて、とても魅力的な一冊です。
教育的な感じは全くしませんが、「給食は残さず食べましょう」と考えさせられる食育の絵本になっています。
105年前の今日の出来事
今から105年前の今日、11月8日に、葉山で「日陰茶屋事件」と呼ばれる出来事がありました。
アナキストである大杉栄さんが新聞記者の神近市子さんに首を刺されれて重症を負う事件がありました。ちょっと軽く説明をさせて頂きます。(さんを省略させて頂きますね。)
大杉栄は、フリーラブ(自由恋愛)を唱えます。堀保子と言う妻がありながら…神近市子を恋人とし…
夫そして息子をもつ伊藤野枝とも恋仲になります。
大杉栄は、神近市子から経済的に援助してもらったお金を伊藤野枝との密会のために使っています。その事に嫉妬と絶望感を覚えた神近市子は、大杉栄の首を切りつけたのでした。
この記事が、姉が読んでいた雑誌に掲載されていて…姉が、興味をもち私にかいつまんで内容を説明してくれました。
当時19歳だった私は、衝撃をうけ…雑誌の記事を繰り返し読むのでした。
こうして私は伊藤野枝という人に興味をもち、のめり込んでいくのでした。
日陰茶屋事件の時…野枝は、21歳です。
伊藤野枝は1895年1月21日に福岡県今宿村に生まれ、東京の上野にある高等学校上野高等女学校に入学します。
そこで、後に夫となる、英語教師のダダイストである辻潤と出会います。福岡に帰省した際に親に決められた人と婚約をさせられ…そして結婚までさせられてしまうのですが、その後逃げるように東京に上京し辻潤の家に転がり込み同棲を始めるのでした。非難を浴びた辻潤は、あっさり教師の職を捨ててしまいます。そして野枝にありったけの知識を授ける事に熱意を傾けます。
それからの野枝は、様々な社会の矛盾や問題に目を見開いていくのです。婦人解放運動に目覚め、平塚らいてうから青鞜を引き継ぐほどまでになりますが…青鞜は休刊してしまうのです。そして廃刊となります。
けれどもです…辻潤といい大杉栄といい、伊藤野枝にひかれ、夫となる人達は、ことごとく大物ばかり…そんな野枝の持つ魅力はきっと底知れないものだったと思います。
辻潤との間に2人、大杉栄との間に5人のお子さんがいます。彼女のカリスマ性、奔放さに、当時の女性らしからぬ力強さを感じてしまうのです。
ところが、関東大震災の次の日…
大杉栄と伊藤野枝そして甥っ子の橘宗一は、反社会的な危険分子という理由で、甘粕正彦らによって、どさくさに紛れ、憲兵隊構内で扼殺されて…野枝は古井戸の中に捨てられる、という悲しい最期を迎えます。
1923年9月16日享年28歳と言う若さで🥲
けれど…私は思うのです.28歳の野枝の人生は、人の何倍もの深い生涯だったのではないかと…
私の明治、大正の女性への憧れは、伊藤野枝にはじまり、沢山の方に目移りしながらも最後は、やはり伊藤野枝に終わるのでした。
今回のテーマが、重厚すぎて…絵本を選ぶ事ができませんでした💦次回は楽しいおはなしをご紹介したいと思います♪