いのちは見える
豆こけしの可愛い招き猫…幸せが訪れますように♡
人は、生まれたときから独りで、死ぬときも独りです!たとえ家族と共に暮らしていたとしても、所詮、人は孤独なのです。
生前…瀬戸内寂聴さんがおしゃっていた
そして…
人間は生まれるのも死ぬのもひとり。愛と友情によってほんのつかの間『自分はひとりではない』という幻想を抱くだけだ。
と 映画監督のオーソン・ウェルズも言っていました。
芸能人の方たちが亡くなる報道が相次ぎます。
いつも明るい芸能人の方たちでも…
どこかに不安を抱えて生きているのかと…
そして、みんな独り…孤独を感じているのかもしれません。
芸能界だけでは、ありません
幸せだけど…寂しい人や孤独な人
わたしも家族に見守られていても…自ら望んで退職したのにも関わらず…仕事をしている友人や忙しそうにしている人を見るたび…孤独を感じ、いたたまれなくなり、寂しくって焦りを感じます!
それだけでは、なく…
自分では、気が付かないうちに身体や心を酷使してしまっている人もいる事でしょう
環境の変化やストレスで…
知らぬ間に脳の働きが崩れてしまい…ホルモンバランスが乱れてしまって
自分でもどうにもならないうちに…起こる現象を抱えている人も沢山いらっしゃいます。
そんな人たちに
心が弱いとか優しすぎるとか…サボっているとか…自分に甘いなど…
心ない言葉や…
ある事ない事を噂する現代社会
とてもとても悲しくなります!
そんな綺麗事を並べている私も
現代社会の渦の中にいる…悲しくさせている1人なのですね!
本当に考えさせられます。
空が青かったり…
花が美しいと感じたり…
夜が暗かったり…星や月の輝きに目を細め…
明日を夢見る力を感じる事が難しくなってしまった時…
どんな力でもいい…どんな形でもいい…
手を差し伸べられる事を…光が差すことを願う…
ちっぽけなおばさんです!
今日の絵本は、可愛い赤ちゃんが生まれる絵本です♪
『いのちは見えるよ』
及川和男 作
長野ヒデ子 絵
エリちゃんの家のおとなりには…
目の見えないルミさんと…目が少しだけ見える
旦那さんのアキラさんが住んでいます。
そして…ルミさんのお腹に赤ちゃんが…
アキラさんは、仕事に行く途中転んでしまい足を折ってしまい入院してしまったため…
1人で頑張るルミさん
そんなある日…
「エリちゃーんたすけてぇー」とルミさんの叫び声が聞こえてきます!
ルミさんが滑って転んでしまったのです!
エリちゃんは夢中で119番に電話をかけます!
転んだ事がショックでルミさんは、陣痛がはじまってしまったのです!
赤ちゃんが生まれてから…エリちゃんが
赤ちゃんを「ルミさんも見えたらいいね」と言ってしまい…後悔しますが…
ルミさんは、答えます!
「見えるよ。いのちは見えるよ」と
この言葉に…
命の尊さを感じます…ジーンときてしまいます。
出産の感動や命の重み…そして子育ての喜びを改めて実感させてくれる作品です。
とても素敵な絵本です!一読いかがでしょうか?